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舞台設定
幻想の錬金術師の舞台は東京・新宿です。
作者の生活圏内を舞台としたのは「読み手にも知られている場所の方がイメージしやすい」と言うアドバイスにより、です。
それ以前は架空のよく似た町として「実際に存在する場所のほうが良いかな」と迷いながら書いていましたが、やはり現代ファンタジーですのでリアリティを大事にするために現存する町を舞台にしました。
ちなみに遥君が住んでいる「ビル」は新海誠監督作品「君の名は。」の瀧君がアルバイトをしているイタリアンレストランの並びに位置する設定です。
(第1章に登場するハンバーグ屋さんも近くにあります!)
「地元だから取材なんていらない」などとは1ミリも思った事はなく、良く通る道であっても、実際に書いている時は、意識してその道を同じ時刻に通ったりと、割と入念に取材はした……と思います。
第2章で遥君が「樹木の想いの結晶」を採るシーン。私の中ではとても大きな木だったと思っていたのですが、実際は普通の街路樹くらいの大きさ(太さ)で、私がイメージしていた大木は、柵の内側の遊歩道内(夜間は入れない)のイチョウの木でした……(笑)
人間の記憶って結構曖昧ですね!
第2部(第5章)からは、少し季節も移動していきますので、また昨年同様に今年も入念に気温や木々の色合い、日差しの角度なども注意して観察する取材散歩に出かけようと思います。
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