『四畳半に二人きり』
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『四畳半に二人きり』
縄をくくる。脚立を使用して、高いところに結び目を作った。わっかは自分の首が入るくらい。準備ができたら、確実に自分の息の根を止めることができる位置に移動して、首をわっかに通せばいいだけ。 たったそれだけで済むんだ。馬鹿な俺でもやれる、簡単なことなんだ。 それなのに。 「だめ、だよ」 さも当然のように、俺の弟は毎回毎回、邪魔をしてくるんだ。
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