『ある姉妹についてのはなし』

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 これがフランボワーズ・カウベルについての最後の記述になる。彼の書いた本のほとんどは出版社から声がかかって発売されたが、一つだけ自主的に書き進められて自費出版された本がある。その本のタイトルは『ある姉妹についてのはなし』。この本はごく一部の人間達から奇書と呼ばれている。
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