夏の夜の花火

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翌日朝起きてから僕は子猫のことが気になって、山の上の神社に向かった。 神社に到着して境内の裏側に回ると段ボール箱があって、中を覗いてみると白い子猫がいて子猫は僕の方を見て、 「ミャー」 と鳴いた。 僕は昨日と同じように少し山を下った所にあるコンビニに行ってみると、コンビニにはキャットフードも売っていて、この日はキャットフードとミルクを買って神社に戻った。 昨日の紙皿が残っていたので、その上にキャットフードを入れて、もう1つの少し深い紙皿にミルクを入れた。 すると子猫はおいしそうにキャットフードを食べたりミルクを飲んだりした。 子猫はとてもかわいくて、ずっと見ていても飽きなかった。 この日から僕は毎日のように山の神社に通って、子猫にキャットフードとミルクを与えるのが日課のようになった。 僕の家では今まで動物を飼ったことがなかったので、子猫にキャットフードとミルクを与えるのがこんなに楽しいことなんだと僕は感じた。 夏休みも終盤の8月20日土曜日、この日は花火大会があるので夜になったら花火を見に出かけようと考えていた。 この日もいつものように山の上の神社に足を運んで、段ボール箱の中を覗いてみると白い子猫がいなくなっていた。 僕は神社の周りを探してみたけれど、子猫の姿は見当たらなかった。 何となく僕は子猫に会えなくなって寂しい感じがしたけれど、これは仕方がないことだと思って諦めることにした。
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