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大嶋葵は気がついたら花畑の中を歩いている。 「ここは、天国?」 ずっと歩いたところに、大きな門と扉が付いている、綺麗なガラス張りの建物があった。 建物の前に来るとひとりでに、門が開いた。 まるで私の事を歓迎しているかの様に。 門を通るとガラスの廊下になっていて、所々に花が咲いていて綺麗な小鳥がたくさん飛んでいた。 窓とからの差し込む光がガラスに当たって黄金色に眩しく輝いている。 「ん?」 向こうの廊下から誰か来る。 いや、門に誘われるがまま建物に入ってしまったが、いったい誰が所有しているのかさっぱり分からないのだ。
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