1.桐始結花 (きりはじめてはなをむすぶ)

1/2
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ

1.桐始結花 (きりはじめてはなをむすぶ)

7/26 なぎさ:暑さはこれからって感じもするけど、だんだん日が短くなってきたね。 わたし:夏至と比べて日の出、日の入りはまだ10分ほどしか変わらないけど、合わせて20分短くなったとも言えるかな。国立天文台の暦Wikiでわかる。 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/CBDCCEF12FCCC0BCA306C7AFCEF1.html なぎさ:桐の花って知ってる? わたし:すみません。家紋だとメジャーだけど、実際の花は知らないんだ。……恒例の大暑を各句に据えて、詠んでみるってことで。  大暑には来て欲しくない人もあり なぎさ:物騒な句だね。 84140c39-b452-49ed-a134-6042ee398c21  草いきれ大暑に雲の聳えけり わたし:写真のとおりだな。どこ? なぎさ:中川べりの西水元水辺の公園だよ。なぜここに行ったかはまもなく、ね。 わたし:あはは、無言の圧力かな。……じゃあ、下の句ね。 cce8813c-3a77-442a-9e0a-e35453b210ff  少年の太陽も見ぬ大暑かな なぎさ:おんなじようなもんやないか! 場所も一緒だし。 9a2d311e-028f-42f1-99b2-61581e223b02 わたし:さて、彩湖ってとこをマップで見つけて行ってみようと思いました。荒川の土手に取り付いてしばらくは雨が降ってたんですが、この水門に着いた頃は止んでいました。 なぎさ:「ムスカ発見!」とかわけわかんないこと言ってたけど、色も形もユニークなのは認めるよ。あんたに毒されたかな。 わたし:川口市出身の小沢さとる先生へのオマージュだったらうれしいな。 fb1eb24a-4083-43d9-99c1-96a23640b9c5  雲の峰友の笑顔の残りけり 8f64ac45-081f-48e1-8d78-3c1e19487080 なぎさ:川口駅前の吉野家で麦とろ御前を食べました。 76b30cad-0a4a-4e69-925e-6c3ef2042462 牛皿が脇役になるくらい麦とろがおいしかった。 43056ab7-c66a-4bb6-98fb-8abb39db5350  麦とろにまぶしき緑寄り添いぬ
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!