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そんな独り言をこぼしながら、僕はトラックの荷台に飛び乗り、大口の荷物を台車に乗せていく。どんなに暑くとも、僕は一人で、このトラックに乗っている荷物を全部捌かなければならない。
営業所に戻ったのは昼の二時前だった。助手席には、飲み干した二リットルの水のペットボトルが投げ出してある。荷台に残った荷物と、営業所に残した荷物の量を見て、僕は久しぶりに社員食堂に行こうと思い立った。朝、トラックに積み込まれていた荷物の量は多かったけれど、汗を拭く暇すら惜しんで配達に勤しんだおかげで、少し時間に余裕がある。荷付き場に残されていた荷物を全部トラックに乗せた後、僕は駆け足で社員食堂へと向かった。
「アキトさん!」
日替わり定食の唐揚げを二つまとめて口に詰め込んでいる時、背後から呼ばれた。
「お疲れっす、隣いいっすか」
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