1人が本棚に入れています
本棚に追加
酒と命
ただ、酒を飲む。飲んで酔うほど、また煽る。小さな場末のバーで口火を切り、そこで満足すれば良し、しなければ、次へと向かう。
そうしてまた飲み、また酔うほどに飲みたくなる。潔くなる。どうでも良くなる。何とでもなるように思えてくる。一緒に酔って欲しくなる。
酔って滅茶苦茶になった自分を、笑って包んでくれる者がいい。その者の為ならなんでもしよう。笑ってくれ。存分に嗤ってくれ。この哀しい姿を、一緒に泣いて、嗤ってくれないか。
最初のコメントを投稿しよう!