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 一通りの手伝いが終わり、あんたらも食べと言うことで、広い客間に移動して夕食を食べる。家庭料理、ご馳走と並ぶ大皿から好きな物を取り食べていると、白髪の京介のおばあちゃんの姿が映った。  ――京介とある意味仲良くなれたのは、おばあちゃんのおかげだった。  京介はこの島に住んでいない。都内に住む大学生。夏休みを利用して来たみたいだが、出会いは決していいものとは言えなかった。
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