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情報収集
私は女について情報収集することにした。復讐するなら徹底的にやりたいのだ。
「ねぇ死神さん?あの女の情報とか調べられないの?」
「もちろん出来るよ」
「え!ホントに!教えて!!」
「じゃあまず、その人の名前か写真が欲しいかな」
「え、すぐ分かるんじゃないの?」
「あのねぇー、、人間なんてどのぐらいの数がいるの思ってるの?」
「分かったわよ、、」
2人の朝の様子だと毎朝一緒に行っているのではないかと思い、私は朝ゆうきにこっそり着いていこうと思った。
ピロン!
突如スマホが鳴った。スマホを確認すると、『ごめんね今日会社で飲み会があって夕飯いりません!先にゆっくり寝ててね(^^)』
「へー、そっかぁー」
「おねーさん、顔がヤバいよ」
「うるさいわね!!」
ゆうきから夕飯がいらないという連絡は度々来たことがある。その全部があの女と過ごしていたのかと思うと無性に腹が立ってきた。もう悲しいなんて気持ちはない。完全に吹っ切れた。
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