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7月27日夜22時
人生に一度だけ大きなチャンスがあるのだとすればそれは一体いつのことだったのだろう?
ふと、そんなことを考えてみた。
悲しいことが重なって全てを捨てて逃げ出そうとしたあの時か
幸せだと思う事が増えて有頂天になっていたあの時か
はたまた、悲しいや、幸せ、が何もなく特別変わった事が起きなかったつまらないだけのあの時か
どれにせよ、私は大きなチャンスを逃したのだ。
だから明日を恐れる日々を送ることになった。
明日が来る事が恐ろしいとそんなふうに思う毎日を、想像した事は一度もない。
ふぅん、そうか
これがそうなのか。
思考が止まらない
悪い結果を想像することがやめられない。
毎日、毎日、涙が滲む。
いっそわんわんと泣きたいのに、涙腺は望むものを出し渋る。
そんなところを節約しなくてもいいのにね。
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