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「詠唱」は、魔術の名称を口に出して叫ぶことにより、瞬時に魔術をイメージし発動まで持っていく、魔術師であれば誰もが用いる法術だ。
皆が皆大げさに「ファイア!」だの叫ぶが、ちゃんとそれにも理由があるということは知っておいてほしい。
…ただ、中には長すぎる詠唱を行わなければそもそも扱えない魔法も存在するが、そんなものは特例中の特例であり、ほとんどの魔法は魔術真名さえ言えればすぐさまイメージまで持っていって発動できるので、覚えなくとも「普通」の魔術師にとって損はないだろう。
「魔法陣」は、具体的な魔術体系、要するに属性が不明確な時に使用される。
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