変装だる

5/11
425人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
唯月視点 僕は日曜日ビルの前でりゅーちゃんと別れた このビルは母方の方のお祖母様が居るところ エントランスで名前と要件を行ってお祖母様の居る社長室に向かった 3回ノックして入った お祖母様は微笑みながら「久しぶりよく来たわね」 そう言った 俺は 「お久しぶりです急なんですけどお願いがあってきました」 「なぁに?要件を言ってみなさい」 「私立森宮学園に通わせてください」 ※私立森宮学園は龍雅達が通ってる学園です 「あそこね…ちょうどツテがあるわ明日にでも行きなさい」 嬉しくて 「ありがとうございますっ」 そう自分らしくない感じになってしまった 正直通えることは分かってた おれは昔アルビノっということで虐められていた その時は親が対処をしてくれた お祖母様や基本的家族はそれから望めばなんでも望み通りになっていたから さっきの感謝の時は分かっていたけれどやっぱりうれしさが出てしまった りゅーちゃんと学校生活送るなんて3年振りくらいだから あぁ楽しみだな 俺はあれから社長室を出て近くのホテルで1泊した 特にやることがないからお風呂に入って1日を終えた ピピピ アラームが鳴った 俺は制服に着替えてホテルを出た ここからタクシーに乗って学園に向かうことにした 俺は日曜日のりゅーちゃんの事を思い出す りゅーちゃんの性格なら学園で何があったのか 話すタイプだけどなんにも話してなかった て事は何かあるんだろうなそうおもった でもまだ確信は持てない そう思っていたら学園に着いた 3m近い門があって近くに門番みたいな人がいた 「すみませんあの今日転校してきたんですけど」 「あぁ小鳥遊くんね!聞いてるよさぁ入って」 「ありがとうございます」 「あっちょっと待って伝言があって理事長室に来てって言ってたよ」 「分かりました」 そう返事して門番らしき人が道を教えてくれた 3回ノック後 「失礼します」 「小鳥遊唯月です」 「あぁ君が唯月君かよろしくね 早速だけどこの学園を説明するよ」 俺は理事長から色々な事を教えてもらった 色々話を聞いてて印象に残ってるのは親衛隊というの この学園には抱きたい抱かれたいランキングがあって上位に名前が乗ってる人には親衛隊がいて色んなことをするらしい りゅーちゃんはイケメンだからいるかもそう思って頭が痛くなった 今誰に親衛隊がいるのかわかるから見せてもらった そこにはりゅーちゃんの名前はなかった おかしい あの顔で親衛隊がいないのは変だ 絶対何かある確信した もう見る様はないから理事長に 「見せていただきありがとうございました。」 そういった 「あぁどういたしまして」 一通りのことはわかったから理事長を出ることにした 「それでは失礼します」 「あっ職員室に行って神谷 響先生の所にね 彼が担任の先生だよ」 そう理事長は言って職員室の道を教えて貰った 「分かりましたでは失礼しました」 理事長室を出た りゅーちゃんは俺が転校してくるのを知らない 驚いた顔が見たくてたまらない 絶対可愛いんだろうなぁ そう思いながら職員室に向かった 俺は職員室に行って神谷先生の所を尋ねた りゅーちゃんと同じS組 先生は着いてこいそう言って着いて言った 担任は教室に入っていったうるさい声が聞こえる どうでもいいヤツらの声なんて耳障りでしかない けれど不機嫌じゃないだってまたりゅーちゃんにまた会えるから 担任が入ってこいそういった あぁやっと制服姿のりゅーちゃんと会える 「はい」 「今日転校してきた小鳥遊唯月です」 席がある方を見たけれど綺麗なプラチナブロンドの髪の毛をしていて引き込まれるような紫色の目をしている人はいない どういうことだ そう考えてると担任が「席は龍雅の隣な」 龍雅…? りゅーちゃんのことだよね もう一度席がある方を見回した 誰も座ってない席が1つ 俺はそこに向かって歩いた 嗅いだことのあるいい匂いがする それに形のいい可愛い唇 りゅーちゃんだねっ そう俺の見た事のない目が隠れる程度の茶色の髪の毛で眼鏡を掛けてるりゅーちゃん口元は隠してないんだね 俺にとっては変装してるなんて無意味だよ どうして?なんで?まぁいいやそう思ったそしてさっき疑問に思ってたこともわかった なんで親衛隊がいないのか 俺は早くりゅーちゃんに話しかけたいだから話しかけた 俺からしたら変装してるのがよくわかる 性格上親衛隊は面倒臭い存在だから嫌だから変装してるんだろう そう思ったけどワザと 「なんで髪の毛プラチナブロンドじゃないの?」 そう言った 怒ってるんだろうな…けどそんなところも好き りゅーちゃんは知らないフリをした 酷いなぁそんなにバレたくないの? でも流石に知らないフリは寂しいよね だから 「声りゅーちゃんじゃん他人のフリなんて 悲しいよ…」 って言ったんだ〜 あぁ怒ってる 俺の手首を掴んで教室を出た 俺の手首をりゅーちゃんから握ってくれた それだけで嬉しくて溶けそう りゅーちゃんは誰もいない空き教室で感情的になって強く怒ってきた だいたい予想していた ここで傷ついたよアピールをしよう そしてギューしてもらって 心の傷が出来た振りをする それで適当な言い分をつけて変装をしてない りゅーちゃんと一緒に学園生活送りたいって言う りゅーちゃんは押しに弱いし責任感を感じることが多いから、だから絶対できる そう確信を持ってやり通した ほら出来た ね?俺はりゅーちゃんの全部知ってるから… あぁほんとにその顔大好き その声も 仕草も 優しさも 愛してる これからもずっと一緒だよ 唯月視点終了
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!