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「ごめん俺たち日陽に誘われたから」
薫はまたそういい教室を出ていった
そして嵐は薫の後ろを歩いて行った
俺たちはよく仲が良く今年で4年目の中になる
俺は自分でも顔が整っているということを自覚している
この学園では顔が整っている人はだいたい親衛隊というものができている
けど俺は面倒臭いと思ったから変装してる
茶色のカツラに相手側から目が見にくいメガネをつけてピアスを取るようにしたそして猫を被ってる
この学園は顔面主義だから俺みたいなやつには扱いが雑な奴が1部いる
けどこんな俺にも学園で唯一できた友達は
空風 薫 と 獅童 嵐 の2人だった
2人とも顔が良くて親衛隊がある
変な時期に転校してきた
理次 日陽 (りつぎ ひなた)
髪の毛がもじゃもじゃで分厚い眼鏡をかけてて話が通じない宇宙人らしい奴と薫と嵐はほぼ一緒にいる
その転校生は生徒会のヤツらを虜にして
親衛隊がくそ荒れてるらしい
俺が知ったことじゃないけど
流石に1人になると暇すぎる
と思ってたら目の前に薫の親衛隊長と嵐の親衛隊長が来た
めっちゃ嵐の親衛隊長が俺を見てる気がする
「えっと…綾瀬龍雅くんだよね突然なんだけど薫様と嵐様はまりもとどゆ言う関係なの?」
薫の親衛隊長が聞いてきた
「えっと…まりもってだれ?」
「あっ…転校生の事だよ」
「あ〜ごめん俺そこのところよくわかんないや」
「そっか…ありがと」
そう言って俺のいる教室を出てった
いや嵐の親衛隊長なんのためにきたんだ?
まぁいいやとりあえず寝るか
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俺は嵐様の親衛隊長 土屋 実来
けどなんか最近全然嵐様の事が好きじゃない
いつも目で追っちゃうのは嵐様のご友人の綾瀬龍雅
なんでだろう?とか思ってると薫様の親衛隊長の安堂 奏くんが来た
「ちょっとさ用事があるから着いてきてくれない?」
そう言われて俺は着いてった
廊下で突然奏くんは
「最近薫様があのまりものところによく行っててどんな関係なのか気になっちゃってさ…
だから薫様のご友人の綾瀬龍雅って人に聞きに行くんだ
それで実来くんってお父様が警視総監で色々やってて嘘とか見抜くのが得意って聞いてさ
だからもし龍雅君が嘘ついてたら教えて欲しいなって思ったんだ」
あぁだからか
「そっか…わかったやるよ」
「ありがとう!」
「龍雅くん答えてくれてよかったね〜」
「実来くん龍雅くんの言ってる話ほんと?」
「うん…ちゃんと目見て話してたし嘘ついてるような感じはしてないよ」
「そっか〜付き合ってくれてありがと!」
「ううんどういたしまして」
奏くんとは別れて
俺の心の中は暴れていた
やばい絶対龍雅くんイケメンだ
惚れた無理やばい好きかっこいい
絶対今顔が真っ赤
俺は見えちゃった龍雅くんの目を
すごく綺麗な色合いてその目に吸い込まれるかと思ったくらい
まつ毛も程よいくらいの長さで考えてる時のちょっと皺がよった顔とかイケメン過ぎてたちゃんと親衛隊にも親切に対応してくれてちょっと喋り方が外見に合ってなくてギャップ萌えで声が良くて
…
言いきれないほどあるそれほど好きなんだと思った
俺嵐様の親衛隊長辞めよう嵐様のことが好きな人に悪いと思って俺はスマホで嵐様の親衛隊グループLINEで親衛隊長辞めて嵐様の親衛隊抜ける
そうメッセージを送ってグループから退会した
そして俺は龍雅様の親衛隊を作りたいと思った
けど俺以外龍雅様の魅力に気づいた人はいないと思うから無理だ親衛隊は3人以上集まって本人の承認があれば出来る
けど3人以上居ない
だから俺はひっそりと龍雅様が困ってることとかあれば助ける様にしようそう思った
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