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活かされることが無かった設定など
ベテランおじさん(30代後半)
搭乗ノーマル機体:ドランカー
レイヴン稼業を始めて5年生き残れば一人前、10年でベテラン、15年を超えると伝説扱いされる界隈ではそこそこ腕が立つお方。
彼の愛用機体「ドランカー」には空気抵抗と重量を減らす為に、過剰に風穴が空けてある(オモチャか?)
おかげで通常のノーマル機体とは比べ物にならない程の移動スピードを誇るが、当然、耐久性はほぼ死に体と化している(コジマ粒子もガンガン入り込む為、高濃度汚染地帯には赴かないようにしている、らしい)
そもそも、このような大胆な改造を施した機体で出撃すること自体、到底許される行為ではないので、同系色の布を大量に巻きつけて”見た目だけ”誤魔化している。
出撃前の点検はかなりザルなので、まだ一回もバレていないらしい。
アルコール中毒者であり、作戦前だろうが作戦中だろうがお構いないしに飲んだくれている(本編で態度が滅茶苦茶なのもこのせい)
尚、彼の愛飲している酒はどうやら劣悪環境で作られたモノらしく、製造過程で鉛が混入してしまっている。どの道、長くは生きられなかったのかもしれない。
「ドランカー」
前述通り穴だらけの装甲であるため、全体的な防御性能は死んでいる。ただ一点、右腕部だけには特殊装甲を張り巡らせることで、ごく局所的な高防御性能が保証されている。
この特殊装甲は並みの弾丸なら弾き返せる程硬く、殴りつければ武器にもなる(ゲーム本編の鉄塊とは異なる見た目、用途であるが、殴りつけることに違いは無い)
反面、射撃適正は0に等しい。ボディと接続する為には肩関節の可動が不可能になるからだ。
新入り(20代前半)
搭乗ノーマル機体:044AC、の粗悪品。名前なし。
無言入社、無言退社(死)した凄腕のスナイパー。終始喋らないのは「会話が面倒くさいから」らしい。
自身にAMS適正が無い事に絶望していたが、BFF社の主力ノーマルACによってネクストが沈められたという結果報告を聞きつけ、射撃訓練に没頭する。
努力の末、飛んでいる蠅に米粒を当てられる程の精度になる。偏差撃ちの鬼。
彼にAMS適正があったなら…と死後惜しまれる。
尚、彼の直接の死因は、どっかのACが気紛れに放ったグレネードによる爆撃である。作戦エリア外で待機していただけにも関わらず、軍艦ごと沈められてしまった彼は死後何を想うのだろうか。
へなちょこリンクスくん(年齢不詳)
搭乗機体:オーメル社製試験型ネクスト
AMS適正が比較的に高い、というだけでロクな訓練も受けさせてもらえないうちに戦線に投下された哀れな人。しかし選民思想だけはしっかりとあった為、ノーマルを見下す姿勢はバッチリ。
「簡単な任務だから大丈夫」的なブリーフィングをされ安心したのもつかの間、BFF社の最新型迎撃ミサイルで滅茶苦茶にされる。
死に物狂いでミサイルの射程圏外に潜り込むも、即席のノーマルタッグにボコボコにされ死亡。
AMS適正”だけ”は本当に高い方だったが、戦闘経験もセンスも0だった彼に今回の任務はあまりにも重すぎた。南無。
「オーメル社製試験型ネクスト」
よりによって素人には扱いが難しいEN特化型。クイックブーストを多用していたせいで攻撃がほとんどできなかったようだ。改めて、南無。
主人公(30代前半)
搭乗ノーマル機体:不明
本編の語り部。
腕はそこそこ立つ方だが、あまり前線に立ちたがらないので評判は良くない。
主に偵察が彼の仕事ではあるのだが、戦闘を避けられる場面はごく少ないので(偵察とは?)、結局よく交戦状態に入っている。
どれほど凄惨な戦いに巻き込まれても必ず生き残るため、一部では死神と揶揄されている。
翌日の二人の死の知らせを受け、10年近く続いたレイヴン稼業から足を洗う事を決意。現在は自身の経験を生かしたノンフィクション作家を目指している、という噂がある。
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