復讐のモンブラン

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ついに恐怖の3学期 朝から憂鬱で気が重い… せめてもの救いは里美とクラスが離れていること あれは劇で使ったメモで本気じゃない! そういうストーリーでいくことにしていたが、やっぱり心の準備が、いくらしても足りない… ため息をついて下駄箱を開けると、見覚えのある封筒が入っている 心臓が口から飛び出るかと思った… 慌ててトイレに駆け込んで、中身を取り出す 中の便箋には俺の文字が並ぶ その下の空白部分、見慣れた里美の癖字に目がいった 『ごめん、無理』 もう、いっそこのままトイレに流されてしまいたい… 何で…こんな… 始業のチャイムがなるまで、俺はその場を動くことが出来なかった
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