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登場人物紹介
*リール・アドゥール (reel・adul)
フリーの双子の弟
14歳 6月25日生まれ 身長145cm 体重はかなり軽い
頭のてっぺんにちっちゃなツノ有り
種族の関係上、見た目は8~9歳程度
妖精ばかりの村でただ1人の鬼っ子。いわゆる虐められっ子。
幼い頃からずっと姉の後ろで守られてきた為、どうにも甘えた性格に。
泣き虫で、無邪気で純粋。良くも悪くも空気が読めない。
潜在能力は物凄いものの、まったく制御が出来ない(汗)
逆に言えば、今後一番成長していける子。
リールという名前は本編中では常にリルと略されている。
※久居・菰野はそれが略だということすら知らない
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*フリー・アドゥール(free・adul)リルの双子の姉
14歳 6月25日生まれ 身長155cm 体重は普通 歳のわりに胸がある
背中にトンボのような羽と、頭に触角有り
こちらは14歳程度の外見
笑ったり泣いたり怒ったり、くるくる表情が変わる天真爛漫な女の子。
リルに比べるとずっと我慢強く、すぐに泣くタイプではないものの、
リルに比べて酷い目に遭いやすい。
普段はリルをからかったり虐めたり八つ当たりしてみたりと玩具にしているが、
いざというときには弟を守るべく必死になれる良いお姉さん。
背中に羽が生えているものの、退化していて飛ぶことは不可能。
材質的にはトンボの羽のような感じ。
爪のように毎日ちょっとずつ伸びるので、時々カットして長さや形を整える。
男性は小さめに、女性は大きく緩やかなカタチに整えるのが最近の流行。
触角はマナーとして一般的に接触禁止。
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*菰野 渡会 (こもの わたらい)
菰野が名で渡会が姓。姓は国(藩)名と同じ。
本編中には下の名前しか出ない
皇(藩主)の実姉の子
15歳 10月10日生まれ 身長160cm 体重は見た目より重い 童顔
生まれたときから城暮らし。
5歳の時に、海辺に落ちていた久居を拾って来る。
母親は菰野が10歳の時に死去。
その後は母の弟である譲原皇に温かく見守られ育つ。
立場上微妙なところにいるせいか、一人称が登場人物中誰より多く
私・僕・俺を器用に使い分ける。
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*久居 (ひさい)
苗字は記憶と共に喪失
18歳 5月生まれ(日は不明)身長165cm 体重は思ったより軽い
髪型のせいか態度からか、老けて見られる事が多い
8歳の冬、海辺に打ち上げられていたところを、菰野とその母に拾われて以降、菰野の傍を片時も離れず菰野の面倒をみながら育つ。
拾われる以前の記憶には部分的に抜けがある。
自分の存在意義を菰野に見出しており、菰野の為なら惜しみなく命も手放す。
過去のトラウマから、首元に触れられると意識を失う体質のため、真夏でも首元に布を巻いている。
幼少時から常に丁寧語で話す癖があり、咄嗟のときも、心の声も全て丁寧語。
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*葛原 渡会 (くずはら わたらい)
皇(藩主)と正妻との第一子
21歳 1月28日生まれ 身長165cm 体重は見た目よりずっと軽い
正統な皇位継承者。
父以外に愛情を注いでくれる対象を持たず、よって菰野が羨ましくてしょうがない人。
生まれたときから母親には邪険にされている。
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*譲原 渡会 (ゆずはら わたらい)
*加野 渡会 (かの わたらい)
皇(藩主)とその実姉
どちらも、菰野をなにより大事にしている。
菰野が拾ってきた久居の世話を焼き、居場所と地位を与え、あれこれと教育を施す。
その事を久居もとても感謝しており、恩を一生尽くす事で返すつもりでいる。
そんな久居を二人も、とても信頼している。
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*リリー・アドゥール (lily・adul)
リルとフリーの母親
妖精の村を隠す為、山にぐるりと張られた結界の管理者。
彼女にしか出来ない仕事というのが多く、案外多忙。
結界を扱うその能力は群を抜いている。
村長の娘ではあるが、妖精以外の種族との子を産んでしまったため、村から離れた結界ギリギリの場所に、ポツンと家を建てて家族3人で暮らしている。
子供達の安全の為、夫とは別居しているものの、夫婦仲はすこぶる良好。
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*葵 (あおい)
国(藩)に仕える盲目の隠密 女性 24歳
先に重りをつけた鎖を武器として用いている。
隠密としては優秀な類で、里の代表として国(藩)に仕えている。
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