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アッキー&マッキー&げたんわくん&タッくんのばーすでぃちょっとち前♪ 流しそうめんバトル♪
八月。翡翠くんたち、にょんたんずは伊織先生スタジオ主催の誕生会に招待されて、そこに参加することになりました。
瑠璃くんに寄り添って、誕生会会場の様子を見て首を傾げる。
「瑠璃お兄ちゃん、なんでウォータースライダーみたいなのがあるの?」
「なんでだろうなぁ。伊織先生、毎回八月の誕生会には金かけるからなぁ」
あんまり関わりたくなさそうな瑠璃くん。そこに衣装に着替えた八月誕生会の主役たちが現れる。
「今年はマシなのかな?」とげたんわくん。
「甚平とかはじめて」
「浴衣じゃないなんて不思議だよね」とアッキー、マッキー。
「何にせよ八月は勝負の月だ」とタッくん。
メンバーが出揃ったところで伊織先生が声をあげた。
「八月誕生日メンバー、ノッてるかーーい!? 今年は流しそうめんバトルだ! 私はわざわざ流しそうめん装置を三種類用意した! 一番簡単な『せせらぎ』で流しそうめんを一つキャッチすれば1ポイント! 難易度普通の『渓流』でキャッチすれば3ポイント! 一番難しい『激流』でキャッチすれば10ポイントだ! 今年も順位ごとにお食事券をあげるぞ!」
「なんか面白そう!」
真っ先にワクワクしたのはフーフーだが、八月誕生会メンバーは面倒臭そうにしている。
「タッくん、どこやる?」
「私は、せせらぎでのんびりやります。げたんわくんは?」
「激流でやろうかなって……。アッキーとマッキーは?」
「私達は渓流でいいかな?」
「バラけないと面白くないし」
わざわざ、流しそうめんバトルを一回やるためだけにこの装置を取り入れた伊織先生は相変わらずだと他のメンバーは思っていた。
「そうそう。追加項目だ。取り逃がしたそうめんは、最終的に普通にお食事できる流しそうめん装置に入るから、八月メンバー以外はそこでバトルを見ながらお食事を楽しんでくれ!」
相変わらずの配慮だった。
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