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次の日の昼、明後日はもう冬休み、それと、昨日の話をしてたんだ。
魅録さんの席に座りパソコンとにらめっこしてる健、それを隣から見てる魅録さん。
「あー?」
その声に、健の方をみんなが見た。
魅録さんは立ち上がると隣の部屋の明さんと西田を呼んだ。
今はもう、会長室の扉は開けっ放しだった。
内容は俺たちの緊急徴収。
「みんな聞いてくれ、次の時間は、教室に戻ることなく動いてほしい」
この部屋は、控室になる、絵美ちゃん先輩と牧はお茶の準備を。
二人は動き出した。
鮫島先輩と桐生華、彼女も、西田たちを頼んだ時のメンバーだ。二人には、今から来るのを、壇上に張り出すから書いてほしいという、プリンターが動き始め、二人も動いた。
近藤先輩と花江は
「俺たちはエスピーだ、魅録、どこへ」
「講堂に頼む」
行こうと二人も出て行った。
残った、廣田先輩、左先輩、その後を頼んだ。町田と清水、後俺たちも講堂へ向かってくれという。その前に、俺たちは、会長の机の後ろにある、扉を開けた。
そこには、金庫や、大事な書類がある。
「マニュアルだ、これを持って行く」
「中は?」
「今から支持されることが乗っているんだ、その支度だ」
そのファイルには、講堂と書かれてあった。
それを持って行く。
さっき来たメールに詳細が乗っている、その番号を開き、準備すればいいという。
「スイッチ押しまーす」
ガッコン、ガガガ
ものすごい音ともに、椅子が並んだのが地下からせり出してくる。あっという間に体育館のような場所が階段状になった。
俺たちは、マイクや、壇上の席なんかを用意。
広げたファイルには、細かい人数まで記載されている。
「駐車場オッケイです!」
「控室準備できました!」
こっちをお願いしますという、パイプいすを出し、並べる。
なにがどうしたのなんか聞いていられない、時間が無いから総動員で準備していく。
誰かのスマホがなった。
「魅録さま、おこしになられました」
「後頼む、エスピーの方々配置についてください。健行くぞ!」
そう言って二人は出て行った。
「南、できた」
「乾いた?」
それを壇上に貼りだす。
式次第のようだ。
そこに走ってくる人たち。
「どうだ、できたか?」
その人たちは、大学の方の取り締まりの方々、早い話、将来の五人衆の一員と言ったところか。まあ俺たちの先輩にあたるんだけどね。
司会をするらしい、マイクの位置を確認。
「あ、あ、マイクテスト、生徒会の諸君、準備はいいだろうか?」
四井先輩がはいと大きな返事をした。
「集合してください」
みんなが駆け寄った。
「控室は」
「お茶の準備はできました」
「では、表は、会長室のお客様にお茶を出して、お茶の係は」
絵美先輩が手を挙げ、牧の手を上げた。
「君たちは理事長室へ行ってください」
みんなが動き始めた。
「林君」
「はい」
一年を迎えに行ってきてくれという。先生には、緊急業務と言えばいい。
ハイと走って行った。
「豊田君」
「はい」
「ココにのっている先生方を呼んできてくれ、林君と同じでいい」
豊田も出て行った。
「南君」
「はい」
先輩は、壇上に上がる人に水を出すように準備してくれという。
そして、俺と四井先輩
「今から入って来る人を誘導してくれ」
前列、二列はお客様、三列目から先生方、大学生、院生。エスピーや控えの人たち、一番後ろに俺たち。横には、理事長達が並ぶ。
「頼むね」
「はい」「はい」
音がし始めた、人が入ってくる。
「お席にお付き下さい、教授、各先生方は、前三列目から後ろに願います。院生大学生は五列目よりお座りください」
放送で誘導してくれるからしやすかった。
「どうぞこちらへ」
「先生方は前へお願いいたします」
十分後、人の流れが止まり、俺たちも席に着いた。
人が入ってくる。
魅録先輩と、健が、頭を下げると、あの五人のうち三人が壇上へあがった、そして知らない人が一人。
「誰?」
「知らねーよ」
「しっ」すみません。
おれ達のずっと後ろには、エスピーやお付きの人たちも座った。
健と魅録さんは司会者の後ろに座った。
「それでは、特別総会を始めさせていただきます。挨拶、馬場洋一さま、よろしくお願いいたします」
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