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僕はお父さんと思われる人物から急に異質な雰囲気を感じ、背筋を冷やした。
いや…違う。
これは神主の手伝いやってた頃の勘だが…
この存在はお父さんなんかじゃない。
悪寒がしたのだ。
そのお父さんではない存在は、恐らく僕の視線に気づいたのだろう。
僕の目線を睨めつけて、こう言った。
『見えてるんだろ。冬樹…お前は…このままだと後悔することになる。俺からの忠告だ』
お前は…誰だ?
(………)
僕はまた、あの田園風景で目を覚ました。
第五話に続く…
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