第五話

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第五話

僕は目を覚ました。 その次に僕が考えたことは、さっき見た変な夢についてだ。 …奇妙な夢だった。 にしても… あの父さんは父さんじゃなかった。 じゃあ…誰だ? …ま! 夢は夢だ! いくら考えても仕方ないだろ! (………) それから、僕は君に出合った。 君に出合って、これまで以上春のことを好きになれた。 それから一ヶ月が経ち、これまで以上に青木春のことを僕は好きになった。 でも。 違う。 いや…同じだ。 同じなんだ。 前と。 前来た時の一ヶ月と。 全く同じだ。
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