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時の神は声を震わせながら、恐る恐る声をひねり出した。
『それ…お前…なんで知ってる…?なんで……まさか!苔の神!』
『苔の神さんじゃない。お前と同じぐらい位の高い神様だよ』
『まさか…武神が一人スサノオノミコトか!』
僕は手を叩き、正解の合図を送る。
『正解!』
『なんで…!?あいつ!そんなに簡単に口を割るやつだったのか!?』
『いいや!違う!僕に利用価値があることに気づいてくれたのさ!スサノオノミコト様は!あんたも僕に利用価値があるからこの世界に送ったんだろ?僕だけがタイムリープの適性があり、僕だけが神様の記憶に天上世界で、直接干渉できる世界で一人だけの人材だということを!』
『お前…お兄さん…あんたそんなに喋るタイプだったっけ?もしかして、ハイになってる?』
僕はその一言を聞き、少し冷静さを取り戻し、二つの選択肢を時の神に出す。
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