第十一話

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『協力してくれるか?時の神。...あんたが3人の武神を引き付けている間に、僕は天上世界の神ノ間で神楽を踊る。あそこなら、すべての神の記憶に干渉できる』 『でもお兄さん。あんたは神楽踊れるのかい?』 『時の神。そこはスサノオノミコトが僕の寿命を縛りとして、重要な情報とともに僕の脳内に生きた情報として送ったから、踊れるはずだ。..少なくとも、スサノオノミコトは踊れると言っていたよ』 『なるほど。縛り..ね。じゃあ、3人の武神以外の邪魔者はどうするんだ?』 『それはスサノオノミコトが協力者を作ってくれたから、問題ない』 『.....』 すると、時の神が微笑んだ。 『良いだろう。すごい覚悟だな。冬樹お兄さん。...お前に託してもいいのかもな。姉さんのこと..でも...お前はそれでいいのか?お前、長く生きられないぞ。ところで、お前..寿命、どれだけ残っている?』
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