第十二話
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第十二話
僕らは、東京のはずれにあるとある村に来ていた。 すると、田んぼと間違えてしまうほど大きな扉が地面に現れた。 どうやら、下に落ちれば天上世界に行けるらしい。 時の神は言った。 『今から僕が扉を術で開ける。だから、冬樹お兄さんは僕がせーのっ!って言ったら扉が開くから、そこに飛び込めよ』 僕はうなずく。
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