第二話

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第二話

僕はその近所のおばちゃんにこの世界に来た経緯と現状を話した。 すると、おばちゃんは青ざめた顔で言った。 『その子って…青木春ちゃんのことで…合ってるかい…?』 『はい』 『……………………………………そうかい』 『どうしたんです?』 『いや……何でもない。ただ…あんたはここから先の話は聞かない方が良いかもしれない』 『いや。教えてください』 『………………良いんだな?』 『はい。でも最後に1つだけ…』 『なんだい?』 『どうして春さんだって…青木春さんだって分かったんですか?』 『…………言えない』
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