8人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
にゃ〜お
「可愛いなぁ〜」
俺は今小4、夏休み真っ最中だ。
俺は父ちゃんと散歩してるときに保護施設の前を通った。
「父ちゃん!猫飼おうよ!」
断られるのはわかってた。
「俺も昔飼いたかったけどだめって言われたんだ…」
「なら今飼おうよ!飼ってくっればお母さんだって流石に無理とは言えないでしょ!」
「そ、そうだな!」
そう言うと僕はささっと店内に入った。
「何がいいかなぁ〜」
「父さんはこれがいいぞ!猫!」
「猫を飼いに来たんだから当たり前でしょ!」
僕は父ちゃんにキツめに言った
「お、そうか…」
「で、何がいいんだ?」
「俺ミックスがいい」
「おいおい、人気ナンバーワンのあのミックスだぞ。いるわけ…」
「いたぁぁぁあああ!!」
僕の指を指した方にミックスがいた。
「ほ、ほんとだぁ」
びっくりした様子の父ちゃん
僕は何も言わずにこの子にしてくださいと言った」
店員さんも笑いながら「はい!」と言った。
にゃ〜ん!
「可愛いなぁ〜///」
俺は父ちゃんを置いて店をあとにした
家について「母ちゃ〜ん!」とよんだ
母ちゃんが来ると「何よそれ」という顔をしていた。
でも流石に無理とは言えず「責任持って飼いなさいよ」と言われた。
「は〜い!」
ガチャン!
父さんが来た。「良いって?」
「うん!」こうして俺のミックスとの生活が始まった。
最初のコメントを投稿しよう!