見てくれどこまで書くか問題

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見てくれどこまで書くか問題

登場人物の見てくれをどう書くか、どこまで書くかについて、書き手さんそれぞれの主義主張あると思います。 無責任に憶測による仮説を展開しますが、誰かを否定するものではないので安心してお読みください。 髪の色、髪型、瞳の色、背丈、顔立ちなどなど。 登場したタイミングで「このイメージで読んでほしいの!」と言わんばかりの情報列挙(それもめいめいに)って、ありますよね。 実は、読み手としては、私は苦手です。はなから覚える気がない(なぜなら覚えられないから)なので、煩わしく感じてしまうんですよね。 そんなわけで自分で書くときも、必要最低限にしたり、間接照明的に人物像を浮かび上がらせるようにしています。 「最初にイメージインプット型」の方にはきっと、まったくビジュアルイメージできなくて入り込めない書き方なんだろうなと思います。 この違いってなんだろーなとずっと考えてて、ふと思い至ったのが、人の顔の覚え方の違いなのではないか?ということ。 私は道も人の顔も「状況」とか「佇まい」で覚えるタイプなので、芸能人とすれ違っても気づきません。 たまにしか顔合わせたことない、リモート勤務になってから知り合った同僚とか…休日にバッタリ出くわしてもわからないと思います。 知り合ったばかりの人は、髪型メガネヒゲ、なるべく固定でお願いしたい。 初めての街は、朝と夜で違う場所に見えます(方向音痴)。初めてのお店でトイレ行って出てきたら来た方向もうわからない。 逆に最初にイメージインプットを好む人は、顔立ちや配置などで人や道を認識するタイプなのではないでしょうか? 方向音痴なんてきっと言われたことがなく、思わぬところですれ違った芸能人にも目ざとく気づく……みたいな。 列挙されたスペック情報を取り込んで処理するのが早いと、「このイメージで!」っていうオーダーは効率がいいかもしれません。 ちなみにchatgptに聞いたことがあるんですが、登場人物のビジュアル描写は作品の世界によりリアリティを持たせるのに良い、みたいな回答(うろ覚え)でした。 ……うーん、もうちょい頑張るか。 今日のところは短いですがこのへんで。
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