気付かれずに刷り込んでトドメ刺す

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気付かれずに刷り込んでトドメ刺す

23年も早半年…と思っていたら、もう7月が終わるですってー!! 金曜の夜、いかがお過ごしでしょうか。 金曜ロードショーは「もののけ姫」ですが、未就学児は興味ナシなので、ディズニープラスを見せているJoeです。こんばんは。 このエッセイもぼちぼち2万字…というところで、最後の締めで何かもう少し語れるものがないかな〜などと考えてみました。 あとでnote(せっかくアクティブになったのでこの機に…)にも書こうと思うんですが、文章のCSSみたいな。 そんな感覚の話です。 CSSとは: CSS(Cascading Style Sheets)とは、 Webサイトのサイズや色、レイアウトなどを設定 するためのプログラミング言語です。 ※検索画面に出てきたユーキャンサイトからの引用の引用 なんのことやらの方にはイメージしにくいかもですが、たとえば大見出しはフォントが何で級数はいくつ、みたいな決め事を先にしておいて、「ここのテキスト大見出しよ」って指定したら、どこでも同じ体裁が反映される=こっちの大見出しは明朝、あっちはゴシック、みたいにバラけず美しい!というやつです。 これね、文章でも、いやむしろ文章だから?あるような気がしています。 一時期、ワインのSNSテキストを書いてまして。 例えばなんですが、 ワインの文脈で「グラス」って言う時、ボトルサーブに対してのグラスサーブっていう意味と、「グラスを傾ける」=乾杯する・飲むという意味と、二つあるんですよ。 SNS用だとそんなに字数食えないので、少ない言葉で雰囲気を作る(それこそ「じゅんさい」!)技を駆使する必要がある中で、グラスサーブの意味で使った「グラス」と、乾杯の「グラス」を混在させられない。 例) 以下のお店ではグラスや飲みきりボトルでもご提供。 夜景にグラスを傾けて特別なひとときを。 ……ほら。 なんか変じゃないです? 飲みきりボトルどこいった、とか思いませんでした? 最初の「グラス」をグラスサーブに変えても、2回目の「グラス」が、グラスワインのチープ感を引きずってしまう。。 とまぁ、小説では流石にこんないかにもコピーな表現自体があまりないとは思いますが、アイテムや単語に作中での独自の意味合いや機能を設計するの、私は好きです。 →次のページに具体例
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