「きれいな文章」?

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「きれいな文章」?

Twitterで「きれいな文章」を募集してる人を見かけました。 ※「#RTした人の小説を読みにいく」のタグついているので、小説で、という解釈で間違ってないはず。 文章の「きれい」ってなんだろう。 考えさせられました。 部屋だったら、 ・掃除や整理整頓が行き届いている ・無駄な物が少なくスッキリしている ・ロココ調で統一されて華々しい …みたいに、「きれい」の方向性がいくつか挙げられます。 ヒトだったら、 ・清潔感 ・健康的 ・顔の造作がよい ・服装、メイク、髪型に気を遣っている …など。 数学的な美しさ、みたいなのもありますよね。 お笑いの「きれいにオチた」は、これかなと私は思っていますが。 パズルみたいに、はみださず余らずピタッとはまる感じも「きれい」です。 では文章の「きれい」とは。 思うに、「汚くても構わん」と思って書いている人はそんなにいないのではないかと。 人によって「きれい」の基準が違って、目指すきれいさを実現するために気をつけている部分も異なるのではないでしょうか。 ・簡潔こそ至高! ・難しい単語を使いこなすのがかっこいい! ・統一感こそすべて! …とか、いろいろ。 私は作品によって文体を変えるほうですが、共通しているのはここまでにお話ししてきた始末の仕方だったり、リズム感やメリハリかな。 具体的には一文が長くてもたついていたり、同じ語が至近で繰り返し出てきたりしないように気をつけています。 読み手として、この文章きれいだなと思うタイプは分かれていて、 ・手に馴染むようなフィット感が心地よい ・詩的表現が素晴らしい ・文章が黒子に徹していてストーリーを邪魔しない(これ結構すごいと思います) …たとえばこんな感じ。 皆さんの中の「きれいな文章」どんな感じでしょうか? それでは今日はこのへんで。
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