自己紹介

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自己紹介

オレは三井光輝35歳。 一般的には大規模にあたる企業に勤めるサラリーマン。 自分で言うのもなんだけど、 容姿は可もなく不可もない。 身長は168センチで比較的筋肉質。 髪は男らしく常に短めにして、 黒縁メガネ愛用。 人材系に転職してから6年目。 社内ではスタッフ管理を任されてる中堅クラス社員。 それがオレ。 つい最近までは、 見た目なんて全く気にしなくても勝負できたんだけど、 寄せる肉体的な劣化を実感して、 抵抗すべく今更男性用の肌ケアをしてみたり、 ちょっとした筋トレや体力作りを始めたアラフォー男子。 同年代の仲間達は大半は結婚し、 子供が産まれ、 すっかり落ち着いた。 もうバカ騒ぎも、 ましてや徹夜で遊ぶ事も許されない。 そんな仲間を尻目に、 オレはまだイケる気がして、 痛い目を見るそんな年頃。 実際には、 若い頃のような湯水の如く湧き出る活気も薄れ、 かと言って先輩達のようなどっしり構えた大人な魅力もまだない。 まぁ中途半端な年代だ。 傍目から見ればなんの取り柄も無さげなオレでも、 実は秘密がいくつかある。 誰にも知られていないオレの事。 知られるはずのないオレの体験。 厳選した、そして現在進行形の話を、 いくつか話す。 ちなみにオレはゲイを自認してる。 中学生くらいから薄々気付いてはいたけど、 高校生までは普通に女性とも関係があった。 本格的に認識したのは大学生の頃。 今は堂々とカミングアウトしたりする時代にはなったし、 昔よりメディアでも触れられるから偏見は少ないんだろうけど、 オレは頑なに秘密にしてる。 内面的にも女性的な部分もないし、 容姿も疑いようのない男だからバレる要素もない。 そもそも秘密にしてるのが苦にならないし、 逆にそれを楽しんでる。 そして特定の相手は作らない主義。 正直、 男同士の恋愛感情はまだわからないからだ。 欲望を満たすだけ、 ある意味スポーツ感覚で、 オレは自分のセクシャリティを楽しんでるし、 そういう出会いをしてる。 1人目の奴と出会ったのも、 そんなオレにとっては普通の出会い方だった。 「これから、エロくヤレる人いない?」
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