ガイアセイバーズ シリーズ設定集

【ネタバレ有り(基本)】【キャラクタービジュアル】作中挿絵⑧_旅館で夜を過ごす烈と蒼矢

●作中挿絵⑧(がんばれ、烈！)

第８作『地中に潜む捕食者』より※該当話：第14話

昼間思いっきり観光を楽しみ、夜はしっとりと旅館で落ち着いた烈と蒼矢。
誰にも邪魔されない空間で、改めてふたりきりの時間を楽しもうと距離を詰めてくる蒼矢に対し、そんな展開は頭の片隅にもなかった烈は急激に彼を意識し、思わず躊躇してしまう。

どうすればいいかわからない、という烈へ、蒼矢は好きにしていい、と優しく返し、身体を委ねてくる。
彼のその言葉に落ち着きを取り戻した烈は、経験値が乏しいなりに蒼矢を受けいれるが、一度意識してしまった頭の中にはいろんな感情がうずまいて、もはや理性を保つことだけでいっぱいいっぱいに…

こちらも、ようやく描けたな…！　という一枚です。

蒼矢のここまで幸せそうな笑顔を描くのは初めてです。
毎作困難に見舞わせてばかりでかわいそうな彼ですが、やっぱり笑った顔はいいですね…(感無量)
仏頂面がデフォルトな蒼矢が、ここまでの笑顔を見せる相手は烈だけなので、烈に感謝しなければいけません。

その立役者である烈はというと、距離が近過ぎる蒼矢に文字通り溺れかけてしまっています。
本能が感情も身体も制御しきれなくなっている様を、ちょっとコミカルにバロメーターで表現してみました。
「Stay Rational」で「理性を保つ」という意味です。
なんかもう少しすっきりとした言い方がありそうですが、なにしろ英語が不得手なので、Google先生に頼りきりになってしまいました。
なにか良い言い方をご存知でしたらご教授下さい…！(差し替える気満々)

今回のイラストは、主線をがっつり太くしてみました。
細かい所が描けなかったりする(つぶれてしまう)ので、ここのところずっと主線を細くしていたのですが、今回は人物を比較的大きくできたので、倍ほどの太線にしています。
太い方がかえって滑らかなタッチで主線がひけるので、アリだなと思い直すことができました。

でもやっぱり黒さが目立ち過ぎる…
灰色の主線をひけるツールがあればいいんですよね、きっと。
そろそろ本当に、ソフトとタブレットを現代へアプデさせないといけない時が来たかもしれません。
でもツール買い替えたら、使いこなせなくてすべてが原始へ逆戻りしてしまいそうです…(恐怖)

とにかく、ついに烈と蒼矢のラブラブイラストを描くところまで行きついたわけですが、まだ100％ではありません。
100％から先は、まだ後にとっておきます♪