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翌日
今日もまたいつもと違う1日が始まる。
僕は君はいつくるのかとドキドキしながら
校門で待っている。
すると、視界に光が入ってきた。
君だ、僕はそう確信した。
「お早う御座います、生徒会長さん。」
僕は体を硬直させながら挨拶を返す。
「おはよう、あ、葵、ちゃん。」
「葵でいいよ。」
相変わらずの綺麗な笑顔で君は笑う。
「その代わり、私も"涼"って呼んでいい?」
そういえば僕の自己紹介がまだだったね。
読者の皆さん。
僕の名前は綾瀬涼。
この学校の生徒会長。
そして、
この女の子、そう、
向井葵に恋をしている。
僕は彼女の笑顔に、
向日葵のような笑顔に、
一眼で恋に落ちてしまった。
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