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デイ・アフター・デイ
どうせ生きるなら
苦しいのは当たりまえと思え
こんな時代に何をおっしゃるの?
雨に降られたら
傘をさすのは当たり前さ
春雨だからって
濡れるのはいやだ
だから屋根付きの車にしたんだ
風情の無いワイパーの隙間から
僕は僕なりに
アダムスキーを探してる
鈍行列車に追い抜かれたりするけど
つり革握ってる孤独より
いくらかマシってもんだ
“今から本気出すよ”なんて
言う度に満ち溢れて
馬鹿みたいに
でも違う自分になろうとか
そんなズルい事考えてる訳じゃない
身代わりに価値なんてある?
であるからして
今日も明日も馬鹿みたいに
木漏れ日辿って
“陽のあたる場所へ続く道”
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