✝️〜恋〜✝️

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「死ねよ!!ゴミカスが!!お前なんて生まれて来なきゃいいんだよ!この!!!!」ボコボコ 「グッハァ」血反吐を撒き散らしながら空中で宙を舞った身体。少年の心身は限界を迎えていた。「こいつまだ生きてやがる」「虐待でもされてるんじゃねぇの?」「やめなさい!!」女の子の声がした。「なんだよおまえ」「そうだよ邪魔すんじゃねぇカスが」僕の目の前に女の子が身体を盾にするようにして立っていた。ボコボコ痛い身体中がそれよりも目の奥が熱くて痛かった女の子は全身真っ赤で僕の体を抱きしめたにおいが移る服が汚れる離れろ言葉がフラッシュバックしたけど僕はもう君のことが好きで仕方なかった。どうして?  どうして……  僕を守ってくれるの?  ハッ!!!  なんだ夢か……  ま  それもそうか  もう随分前の話だし  また起こるなんてありえない  また君に会いたいな 「フレデリック……僕アルナのことが」 「言わずともわかります」  察しのいい従者で助かる  早速  僕はフレデリックに言いたいことを言った 「そう、だからさ、  僕とアルナが恋人になるように協力してくれ!!」「かしこまりました」  やった!!! 「それじゃ早速学校までこっそり付いてきてよそれで僕とアルナがくっつくようにお願いね」 「かしこまりました」  この執事は要件が良くて助かる  学校  チャーリー「腹部に……」  刹那「なになになに書いてるの?」  チャーリー「わっ!びっくりした刹那驚かさないでよ」  刹那「ごめんごめんでなに書いてたの?」  チャーリー「えっとそれは言えない」  アルカ「たのもー」  チャーリー「……」  刹那「たのもーって」  アルカ「あれ?お二人さん朝から熱いね」  チャーリー「?!なにも熱くないよ!勘違いしないで」  刹那「そんなに言われると傷つくな」  アルカ「あれ?兄様は?」  刹那「君のお兄さんなら今日学校休むって」  アルカ「ええええ!嘘」  刹那「うそうそそんなに驚かないでよ」  アルカ「なんだ!!!!」  チャーリー「あ、あそこに座ってるのがそうじゃないかな?(なんで気づかなかったんだ?)」  アルカ「あっ!本当だアルナ〜」  アルナ「なんだおまえか」  アルカ「うん今日も家で会ったじゃんつれないなー」アルナ「まぁなでも顔は合わせてないだろ」  アルカ「うん!」  チャーリー「あの授業そろそろ始まるんじゃない?」刹那「確かにね」  アルカ「いや!!!離れ離れ!!」  アルナ「いい加減離れろ」  フレデリック「あっ、先生お疲れ様です」  先生「あらあなたは」  フレデリック「やだな僕のこと忘れたんですか?先生……先日担任を務めることになったフレデリックですよまったく今日は僕の登板ですよ」  先生「あらやだ///私ったら///」  フレデリック「大丈夫ですそれじゃあここでお別れ……ですねさようなら」  先生「さっさようなら/////」  アルカ「あー嫌だなねぇおしくらまんじゅうしようよ」  アルナ「あ?嫌だ……なんで僕が」  ガラガラ。  フレデリック「それでは授業を始めます」  チャーリー「?(なんかいつもと先生ちがうような……)」  刹那「あらやだ先生イケメンじゃないですか〜」  アルカ「は?なんでお前が」  アルナ「お「あー!!おはようございます!先生」ッ?」  フレデリック「おはようございますそれでは授業を始めたいと思いますがその前にアルカくんにアルナくん2人はそのままで大丈夫です」  アルナ「はー?」  アルカ「はーい!!!わっかりましたー!!!だってよアルナ!!ふれあい放題だね!!」  アルナ「よくなーい!」  チャーリー「……」  刹那「仲良きことは良いことだよね」
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