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今日はいつもの悪友3人と放課後生徒会の用事でそのまま学園内に残ることになっていた
忘れて帰りそうになった時に貴羅に呼び止められた
「おい。皇、お前、帰ろうとしてないか?」
「…(図星だった)……」
透も、礼威斗もそれに気づいて近寄って来た
それぞれお抱えの自分専用の運転手が迎えに来ている頃だ
「今、帰りが遅くなることを運転手に連絡取ろうとしてただけだ」と言って誤魔化した
蒼の新曲が発表される日だったからこのまま家に帰る気でいたが
生徒会役員は放課後残れって言われてたんだったな
貴羅に言われなきゃ確実に帰ってた
やりたくはなかった生徒会だが、歴代先輩方々から推薦された者は生徒会を担っていく
季節的にいうと学園祭の催しをどうするのかと聞いてくるのだろう
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