悪魔の連鎖

クラス長の放課後

　よいしょ…重…。私は今、クラス長として沢山の分厚めの冊子を運んでいる。美山があんなこと言わなければ私はもう帰れてたのに…。
あの子の散歩行ってあげないといけないのに。遅れたらダメだ。少し急ごう。

｢ん？誰かにぶつかっ…｣

バサバサバサ、ドザ！
｢うぅ…｣

美山｢ごっめ〜ん｣

そう言って私を嘲笑いながら離れていった。

｢あぁ…汚れちゃった…怒られる。｣

美山のせいって言っても絶対信じないよね…。

もういいや。
ごめんね。今日は遅くなる。

真面目な私がこんなことするなんて珍しい
か。
誰のせいだと思ってんだか。もう疲れたなぁ。