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恋は人の数程違いがあって、歴史がある。
一人でするのは片想い。
二人でするのが恋愛だ。
どちらも恋には変わらない。
けれど、もしするなら両思いの方がいいに決まっている。
楽しい時間を想い合う二人で共有し、思い出の歴史を作る。
とはいえ、アイドルや二次元キャラクターを推しにし、両思いを望まない恋の形もある。
キャバクラの様に、その場所だけでの疑似恋愛もそうだ。
いずれにしても、好きな人がいる、という事は人生において、とても幸せな時間である事には違いない。
推し活でなければ、基本恋愛は二人でするものだとここでは想定しよう。
好き合っている者同士がくっつく。
ごく自然な事だ。
最初はナンとも思っていなかったが、告白されて意識する様になって付き合った。
友達だと思っていたのが、流れで付き合う様になった。
等、様々な形で恋愛に発展する事がある。
しかし言葉にしてしまえば単純な事も、いざ勇気を振り絞って告白!ともなるとここには必ず困難が待ち受ける。
勿論、空気を読むのが得意な人、告白しなれてる、告白され馴れてる、自分はもてる!と自己肯定感が高い人等は、必ずしも困難とは言えないだろう。
恋多き人、と言われる人には、それなりの魅力と度胸が大概あるものだ。
さて、今回のお話は、どちらも自己肯定感の低い男女のお話。
それが片想いとなれば、なかなか前進しないのは当たり前である。
時に片想いだから幸せ。
という事もある。
ノーリスクだし、勝手にどの位好きになっても環境は変わることはない。
それで満足ならそれでもいいと思う。
でもその想いが強くなればなるほど辛くなるのも片想いだ。
さあ、吉と出るのか、凶と出るのか?
物語の始まり、始まりー。
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