非モテ君と恋愛処女さんの恋の行方

1/40
18人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
恋は人の数程違いがあって、歴史がある。 一人でするのは片想い。 二人でするのが恋愛だ。 どちらも恋には変わらない。 けれど、もしするなら両思いの方がいいに決まっている。 楽しい時間を想い合う二人で共有し、思い出の歴史を作る。 とはいえ、アイドルや二次元キャラクターを推しにし、両思いを望まない恋の形もある。 キャバクラの様に、その場所だけでの疑似恋愛もそうだ。 いずれにしても、好きな人がいる、という事は人生において、とても幸せな時間である事には違いない。 推し活でなければ、基本恋愛は二人でするものだとここでは想定しよう。 好き合っている者同士がくっつく。 ごく自然な事だ。 最初はナンとも思っていなかったが、告白されて意識する様になって付き合った。 友達だと思っていたのが、流れで付き合う様になった。 等、様々な形で恋愛に発展する事がある。 しかし言葉にしてしまえば単純な事も、いざ勇気を振り絞って告白!ともなるとここには必ず困難が待ち受ける。 勿論、空気を読むのが得意な人、告白しなれてる、告白され馴れてる、自分はもてる!と自己肯定感が高い人等は、必ずしも困難とは言えないだろう。 恋多き人、と言われる人には、それなりの魅力と度胸が大概あるものだ。 さて、今回のお話は、どちらも自己肯定感の低い男女のお話。 それが片想いとなれば、なかなか前進しないのは当たり前である。 時に片想いだから幸せ。 という事もある。 ノーリスクだし、勝手にどの位好きになっても環境は変わることはない。 それで満足ならそれでもいいと思う。 でもその想いが強くなればなるほど辛くなるのも片想いだ。 さあ、吉と出るのか、凶と出るのか? 物語の始まり、始まりー。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!