着任2日目

1/2

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ

着任2日目

「ジリジリジリジリ……火事です、火事です」 鳴り響く火災警報器の音、一気に頭が覚醒し、飛び起きる 深海棲艦の攻撃か?急いで出火元へ向かう するとそこにいたのは料理していた途中であろう、底のないフライパンと、スプリンクラーの水を被ったであろうびしょ濡れの五月雨がいた。 提督 「…あぁ、まあ、うん……風呂に入ってこい」 いくら春とはいえまだまだ寒い このままでは風邪をひいてしまうだろう 関係各所と連絡を取り、消火作業が終わったことを伝える その後、私が目玉焼きを軽く作ってお風呂上がりの五月雨と一緒に食べた 五月雨 「二人っきりの食事ですね!提督!!」 提督 「あぁそうだな。でももう少し人がいてもいいと思うが」 五月雨 「そうですね!早く姉妹(白露型)に会いたいです!!」 提督 「お互いがんばろうか、五月雨」 五月雨 「はい!私、提督のためなら頑張っちゃいますから!!」 提督 「ありがとう、だけど無理はするなよ…。早速で悪いがマルハチマルマルに執務室へ来てくれないか?」 五月雨 「わかりました!!」 朝食を食べ終わり、お皿を一緒に洗った後、五月雨と別れ、執務室へと戻った
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加