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着任2日目
「ジリジリジリジリ……火事です、火事です」
鳴り響く火災警報器の音、一気に頭が覚醒し、飛び起きる
深海棲艦の攻撃か?急いで出火元へ向かう
するとそこにいたのは料理していた途中であろう、底のないフライパンと、スプリンクラーの水を被ったであろうびしょ濡れの五月雨がいた。
提督
「…あぁ、まあ、うん……風呂に入ってこい」
いくら春とはいえまだまだ寒い
このままでは風邪をひいてしまうだろう
関係各所と連絡を取り、消火作業が終わったことを伝える
その後、私が目玉焼きを軽く作ってお風呂上がりの五月雨と一緒に食べた
五月雨
「二人っきりの食事ですね!提督!!」
提督
「あぁそうだな。でももう少し人がいてもいいと思うが」
五月雨
「そうですね!早く姉妹(白露型)に会いたいです!!」
提督
「お互いがんばろうか、五月雨」
五月雨
「はい!私、提督のためなら頑張っちゃいますから!!」
提督
「ありがとう、だけど無理はするなよ…。早速で悪いがマルハチマルマルに執務室へ来てくれないか?」
五月雨
「わかりました!!」
朝食を食べ終わり、お皿を一緒に洗った後、五月雨と別れ、執務室へと戻った
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