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執務室で、机の中から必要な書類を取り出す
「任務報告書と消費資源報告書か…面倒だな」
任務報告書2枚に「初めての建造」「初めての開発」とそれぞれに記入し、消費資源報告書5枚と共に、バインダーに挟み込んだ
それと同時にノックがされる
「入れ」
バインダーを机の上に置く
「五月雨、出頭しました」
敬礼を返す
提督
「大本営任務、建造と開発を行います。工廠に来てくれますか?」
五月雨
「はいっ!!」
壁にかけていた帽子をとり、五月雨と一緒に執務室を出た
「提督ってここに来る前はどこにいらしたんですか?」
五月雨が寄り添うように、とたとたと歩きながら質問する
提督
「四万十鎮守府です。海が綺麗ですよ、あそこは」
五月雨
「ほぉぉー」
キラキラした目で僕を見る五月雨。ちょっと可愛い
提督
「落ち着けば顔を出す予定ですので一緒にいきましょうか」
五月雨
「はい!!行きたいです!!!」
他愛のないことを話しているうちに工廠に着いた
提督
「おはようございます、妖精さん。建造・開発に来ました、お時間は大丈夫ですか?」
「わーい、ていとくさんだー」
あちこちから10cmほどの小さい妖精さんが出てくる
妖精さんは艦娘の装備品の整備や、天王山鎮守府では一番大切となるカタパルトの整備などを行なっている。それ以外にも艦娘の建造や装備品の開発などにも欠かせない存在だ。
提督
「カタパルトなどに異常はありませんか?」
妖精(??)「いつでもじゅんびできてます!!」
巫女のような服の妖精さんが答えてくれる
提督
「ありがとうございます、では早速建造を始めましょうか」
提督と五月雨と妖精さん達と一緒に地下の建造ドックへ向かった
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