転生した努力家は4歳から無双を開始するらしいです

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第二十一章 冒険者登録 レストランでの食事を終えた私たちは、冒険者登録をするために、いわゆる“冒険者組合”というところに来ていた。正直、おっさんと、ローブ被った魔法使いしかいない。まぁ来た理由は、冒険者登録したかったから!以上! 「広いな~」 こいつはいつでも吞気だな、私はリゲルの正体がバレないかひやひやしてんのに、…まぁ、ここにいる奴らはランクがC~Bくらいだから、どうせバレないでしょ、バレたとしても、そんなに脅威にならないだろう。 「ほら、受付行くぞ、」 「は~い」 そう言って受付のお姉さんに声を掛けた 「登録お願いします!」 「はい、まずはこちらに手を置いてください、」 「ほーい」 先に手を置いたのはリゲルだった…が 「…少々お待ちください。」 …どうやら機械が故障したようだ。まぁ、リゲルだからな、魔王だからな、しょうがないって、 「お待たせしました。」 お、帰ってきた。案外早かったな、 「…こちらをお使いください。」 …ん?なんかさっきのと同じじゃね? 「はーい」 リゲルはさっきと同じように、手を乗せた…が、今回は、結果が出た。…が、 「…え?勇者様と同じ…いや、それ以上?貴女、何者?」 勇者と同じというワードに周りに居た冒険者達がざわついた。 「え?あの子、そんな強いの?」 「本当かな?一回挑んでみていい?」 「…やってみようぜ」 などと色々だ、…てか、いくらパーティーで挑んでも、リゲル相手じゃ分が悪い、というか、ボッコボコにされて終わりだろう。 「…一応そちらの方もお願いします。」 受付の人は冷静だな…いや、多分余計な事を考えないようにしているんだろう。ってか、勇者っているんだな、今更だけど、 「ほーい」 と答えて、手を置いた…のだが、 「…」 「ん?どうした?」 その場で喋っているのは、リゲルだけだった。…もう何となく分かったよ、測定不能だったんでしょ、はい、もうね、“能力”2個持ちなんてね、測れるわけないでしょ、うん、 「え?どうなったんだ?」 「…流石に勇者様越えなんてないよな?」 「…あの人達、ヤバかったりする?」 「…多分、普通にヤバいと思う。」 …失礼な奴らだな!全く、 「私たち有名人?」 「…ああ、そうかもな。」 相変わらず、リゲルはお気楽だな、 「…少々お待ちください。」 …あー、もうわかった、この後の展開がもうネタバレを見たように分かるよ、もう。 「…こちらへどうぞ」 「…どこに連れて行かれるんだろうね、」 「…わかりきった事だろ」 「やっぱり?あのパターン?」 「それ以外ないだろ、」 なんて雑談をしながら受付の人の後についていった二人であった…
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