転生した努力家は4歳から無双を開始するらしいです

5/27
前へ
/27ページ
次へ
第五章 魔法訓練 「…いい加減魔法の練習をしたらどう?」 怒ったような呆れたような声を発するのは、私の母だ。そうか、忘れかけていたが、6歳になるまでに魔法を使えるようにならなきゃいけないんだった。 「わかったーんでどこでやるの?」 「やけに素直ね…あなた何があったの?」 失礼なことを聞く母だ、 「まぁね、今日は機嫌がいいの」 とだけ答えた。 そして連れてこられた先には、神官が二人いた。そして、 「入団テストだ、なぁに君の力量を図るためのものだ、間違っても、不合格なんてことにはならない。安心してくれ。」 「はーい」 正直、おっさんたちの話なんかどうでもいい、始めるなら早く始めてほしい。 「テストのルールを説明する。」 神官たちが言ってたことをまとめると、 神官たちが魔物を出す。その魔物を倒すことで、力量を図る、というものらしい。きっとその実力を見て教える魔法を変えるのだろう。 「遠慮はいらない、それでは始め!!」 その神官の合図が事の発端となった。
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加