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西田
「...なおみちゃん!俺は、港署に赴任して初めて君を見た時から...」
西田は、自分の胸に手を当てて...。
西田
「ここに君が住み着いたんだ。なおみちゃん!君が好きだ!俺と付き合ってほしい!」
なおみは、以前から西田が自分のことを気に入ってるとか、好きだとか聞いていので、驚かなかったが、ちゃんと返事しなければと思い、自分の気持ちを打ち合えだ。
なおみ
「西田さん、ありがとう。...でも、ごめんなさい。私、西田さんは頼りになるお兄さんみたいな感覚で、好きとかの感情がなくて...」
西田
「...そ、そっかぁ、そうだよね」
なおみ
「ごめんなさい」
西田
「...わかった。でも、俺、諦めるつもりないから。いつか、なおみちゃんも気が変わるかもしれないし」
なおみ
「うん。それはそれでいいよ。私も困ったこととかあったら、また西田さんに相談すると思うし。私が断っても、今まで通りだよ」
西田
「ありがとう、なおみちゃん」
なおみ
「送ってくれてありがとう。おやすみなさい」
次の日
西田
「おはようございます」
塚本
「おはようございます。元気いいですねぇ。昨日何かいいことありました?」
西田
「完全にフラれた」
塚本
「えっ!」
西田
「でも、なんか清々しい気持ちなんだ。俺、なおみちゃんの事、諦めなくていいって」
塚本
「そうなんですか。優しいですね、なおみちゃんは」
西田
「そうだろ?」
塚本
「俺もここに赴任した時は、可愛い子だなって思ったけど、まだ中学生だったから、恋人には見えなかったなぁ」
その時、一係の電話が鳴った。
藤本
「はい、一係」
それは、殺人事件の電話だった。
藤本
「みんな行ってくれ」
みんな
「はいっ!」
完
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