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蓮花畑
結果は港と赤ちゃんは99.9%との事だった
「どうしますか?引き取るのならお渡しします。無理ならば私が引き取ります。あ、この子の名前は向日葵といいます」
「私が育てます。両親のほうはまだまだ現役ですので協力してもらいながら育てます!」
僕は鞄から鶴の笑った写真をだし、港さんに渡した。彼は嗚咽を漏らしながら写真に頬ずりした
写真は蓮花畑に赤ちゃんと映してる、とびきりの笑顔だ。「死因は?」「肝臓癌です。転移もあり余命半年でした。」
「鶴さん…とてもいい笑顔だ」
港さんは赤ちゃんの顔を突いてみた。
向日葵はきゃっきゃと笑ってる
私はそのまま港さんに「宜しくお願いします」とそのまま出て行った
「鶴、いい青年じゃないか。向日葵はきっと幸せになれるよ」
独り言を言って去っていく
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