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男の涙
何故かつけられてような気がする
ヤクザなら怖くはないのだが…
マンションに着いた時ますます気配を
感じる。
『鶴ちゃん』
と声をかけられた
私に声をかけたのはアキラさんだった
『用事でもあるの?私はないけど』
『酒臭いな、呑めないんじゃなかったか?』
『あんなの嘘にきまってるじゃない』
『ホスト?シルバーって店』
『ずっとつけてたの?!最低よ、何が目的?』
アキラさんは私をぎゅっと抱きしめると、泣き声でこう言った
『もうやけな事はやめてほしい!鶴ちゃんまで抗争に巻き込んでしまうんだぞ?』
この人本気で泣いてる…
なんでこんな私のために…
私は腕を掴まれ部屋に入る
キスをされめちゃくちゃに抱かれた
アキラさんの涙は温かく、私の顔にかかった
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