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01
約束を交わしたんだ
だから絶対守らないと
この暗闇から 君と共に脱出するために
(私は諦めない 諦めたくない)
(他ならぬ貴方が諦めていないのに どうして挫けていられるのだろう)
血にまみれた死と
絶望にいきあたる袋小路
涙を誘う要素だけは完璧で
シナリオの粗が見つからない
(それでも私は前を向いて歩くの)
(だって一番近くにいる貴方が 明日が来る事を信じているから)
「ストーリー」
終焉が秒読みに入っても、彼らは決して逃げない。
諦める事が破滅への近道だと。
彼等の瞳が語っていた。
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