#16
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「お前南と付き合ってんの」 眠気が充満した修学旅行帰りのバスで、ふいに耳が拾った微かな私の名前。 「いや」 慣れない話題に戸惑う君の声。 「じゃあ好きなん?よく一緒にいるし」 「まあ」 マジかと盛り上がる声に笑みが漏れる。 人として、ね。 口下手で言葉足らずな君のこと、悲しいくらいよく知ってる。
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