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1.涼風至 (りょうふういたる)
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なぎさ:涼風が吹くってことかな。ここんとこ東京は涼しいけど、偶然だよ。
わたし:また暑くなるらしいからね。
立秋や麦茶を飲む量変わりなし
なぎさ:いきなり恒例の24節気3句だね。麦茶って夏の季語じゃないの?
わたし:でしょうね。でも、飲むし、詠むし。
なぎさ:開き直ってるし。
せせらぎに立秋の響きを聴きに行く
わたし:風の音じゃなく、水の音で秋を表しているわけね。って、このカワウは鉄橋の下にいたんだよね。
なぎさ:春日部の近くなのかな。せせらぎじゃないけどさ。
わたし:涼しげに見えるけど、実際はめちゃ暑かったんだよね。
筑波根の振り返れば立秋の富士
なぎさ:へえ、埼玉の北部なら筑波山は意外じゃないけど、富士山も見えたんだね。句は無理してると言うか、下手だけど。イメージ的にも、語調的にも「秋の富士」でしょ。
わたし:ふーんだ。さあ、終わった、終わった。
なぎさ:拗ねっちゃった? 九十九里に行った時の写真でも見ようよ。楽しかったよ。
わたし:おまえが行きたがったから、しゃーない。
なぎさ:お昼は山田うどん食堂で、貝塚インター店かな。
わたし:天ざるにコロッケをプラス。山田うどん食堂って龍Q館の近くで食べたのが最初かな。
なぎさ:そばもうどんもラーメンもカレーもあるから、かえって迷うよね。
わたし:道路脇に涼しそうな林があるなと思って停まったら、御茶屋御殿跡でした。千葉市若葉区で、徳川家康が鷹狩りのための休息所として造営したものです。
なぎさ:110m×110mとして12,100㎡か、かなり広いけど、狩場の東金御殿はもっと立派だったんだろうね。
わたし:鷹狩りって軍事演習だから、武威、権威を示すためのものだったろうね。
緑陰を出で軍配を翻す
なぎさ:歴史ドラマみたいね。
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