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わたし:暑さと疲労で予想以上に時間が掛かり、九十九里町に入ったのは5時になっていました。
なぎさ:この津波記録碑も街道から見つけたんだよね。
わたし:うん。なんか石碑を見つける能力が最近よく見るお蔭で、Lv.2になったのかも。
なぎさ:1703年の元禄津波って被害が大きかったんだね。この辺りから「ここは海抜〇m」って掲示があちこちにあるよね。
押し寄せる波の壁幻の夏
わたし:水を注すようで悪いけど、元禄津波は11/23だったみたい。
なぎさ:わーい! 海だー!
陽が暮れて去りがたき人のなぎさかな
わたし:なぎさで来るのは予想どおりだな。日曜の夕方の海浜っていい感じだよね。……そろそろ帰る?
なぎさ:はぁ? こんだけ日盛りを頑張って来たんだから、太陽サンサンの下で泳ぐの!
水着のなぎさ見ないで帰る情けなさ
水着は夏の季語だから立秋には不適って言うなら、見せてあげないから。
わたし:あ、そんなぁ。今から帰るのもつらいから、泊まるか。東金に快活クラブあるし。
なぎさ:うん。また明日来ようよ。
わたし:九十九里ビーチタワーって、3階くらいの高さしかないと思うけど、周りに建物がないからよく見えるよね。
タワーから見渡せばどこも波
なぎさ:タワーの下で東南アジアの人たちかな、楽しそうに踊ってた。
わたし:この辺は南の方の人が多い感じだったね。
九十九里遠き国より来る人たち
なぎさ:無季の句を試してるのかな。
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