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「わーい、何食べよう」
「何飲もう」
「焼きカレーは絶対食べよう」
「食べよう」
焼きカレーは門司港の名物グルメだ。ここに来て、焼きカレーを食べない選択肢はない。元々、このお店を紹介してくれたのも、焼きカレーが食べられるからだ。
ま、ここ門司港じゃないけどね。小倉だけどね。
「M子さん、チーズ好き?」
「好きだよ、菜名ちゃんは?」
「もちろん好き――じゃあ、ダブルチーズ焼きカレーにしない?」
「そうしよう、そうしよう」
そのほかに、安定のシーザーサラダと、ふぐのフィッシュアンドチップスと、ドイツのソーセージ、ヴァイスシュヴルストなるものを注文した。
↓手前が私のジョッキ、奥がM子さんのグラス。間にシーザーサラダ。
ジョッキかグラスかと聞かれたら即答でジョッキの熊野である。
↓ふぐのフィッシュアンドチップス。さすが。
↓ヴァイスシュヴルスト。ナイフで切り込みを入れ、皮をむいて食べる。
2人とも苦戦して、ソーセージをつるんつるん回していた。
※あのすみません、メインたる焼きカレーを撮り忘れました。
酔っているのと、話に盛り上がるのと半分かな……結構、終盤の方に来たものでね。
帰りの新幹線で写真見返してたら、焼きカレーなくてゾッとしたよね。
~*~*~
美味しい、どれも美味しい。
クラフトビール、最高。
あーあ、何で私は小倉に住んでいないのだろう。
住んでりゃ、好きな時に来られるのに。
うーん、どこ行っても同じことしか言わないな。
「次、頼んでいい?」
「もちろん、もちろん、どんどん飲んで」
そう言われちゃ、飲んでしまう。
私の数え間違いでなければ、ジョッキ4杯は飲んだと思う。
そして。
M子さんは生粋のオタク(主に平家)。そして、私も完全なるオタク体質。
この2人が合わさって、会話が盛り上がらないわけがない。
来店時間が遅かったのもあるが、結局また、閉店時間まで滞在してしまったのである。
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