熊野の熊野による、熊野のための熊野詣~24.02.23~

13/28
前へ
/289ページ
次へ
 10分ほど経っただろうか。電車が動き出した。  特に異常はなかったらしい。よかった、よかった。  新宮の次は、終点の紀伊勝浦駅。どうも、ここへ向かう人の方が多いようだ。  ご一行も、目的地はここらしい。  私含め、何人かが荷物を持ち、慌ただしく乗車口に向かった。 「寒っ」  名古屋でも同じことを言ったが、寒いものは寒いのだ。  しかしまあ、何と言うか昔ながらの駅という感じがする。  遠路はるばるやってきたのだ。諸々、写真に撮っておこうではないか。 ↓駅の様子。この、丸い時計も懐かしいよね。28553b73-f47c-416e-8020-14d335a04be9  線路の反対側には、熊野三山の看板――と呼ぶべきか、絵馬と呼ぶべきか――が並んでいる。その向こう、トイレだけど。 ↓熊野那智大社。なんたって滝が有名だから。89670cde-b6aa-4898-b32a-abe1c98c0852 ↓熊野本宮大社。ほらいた、八咫烏。dff3fc95-d71e-4dbe-aafa-db07496eac22 ↓熊野速玉大社。地球を大きい竜が囲んでるって、結構壮大な絵よね。71340304-f2c3-4e1a-b197-b532745fb9e4 ↓トイレの横には、こんな絵もあった。当たり前だが、かつてはこの山を汽車が走っていたのだ。  そして『うぐんし』と読んだ人、正直に手を挙げるように。86d99101-5fdc-40bd-a753-7a764bae333c
/289ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加